神戸市では、阪神・淡路大震災後の1995年2月、環境省と連携し、大気中のアスベスト濃度の測定を行い、2005年8月より、市内全区で定期的に測定を行っています。
測定結果
【参考】阪神・淡路大震災に係るアスベスト対策
(注)上記資料中の「基準値(10本/リットル)」について
アスベストについては、環境基準が定められておらず、また、解体現場から発生するアスベストの濃度に関する基準もないことから、大気汚染防止法に定める「特定粉じん(石綿を含む)発生施設に係る隣地との敷地境界における規制基準(1リットルにつき10本)をアスベスト濃度の程度を知る目安として用いていました。
現在は、環境省の近年のモニタリング結果から、総繊維濃度が概ね1本/リットル以下である場合に、一般大気環境と同レベルであると評価しています。